尾上右近＆松田元太 劇中“兄弟”さながらトーク「ワクワクドキドキウキウキはぴはぴ…」「上いくなっ」

米ディズニー映画「ライオン・キング:ムファサ」劇中歌初お披露目イベントで歌唱した尾上右近（右）と松田元太（撮影・糸賀日向子）

　歌舞伎俳優の尾上右近（32）とTravis　Japanの松田元太（25）が米ディズニー映画「ライオン・キング:ムファサ」（12月20日公開）の劇中歌初お披露目イベントに出席した。

　今作は「ライオン・キング」の前日譚（たん）で、孤児だったムファサが王に成長していくまでを描く。尾上はムファサ、松田は孤児であるムファサを群れに受け入れた王子タカ役を演じる。タカは後に「ライオン・キング」でムファサの命を奪った“悪役”スカーとなる。

　劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」を歌唱。右近は「まさにお互い兄弟として出会えた喜びとこれからもずっと一緒だよといかに絆が深いか感じていただける曲」と紹介した。

　歌唱前に右近は「とにかくうれしいです。兄弟の物語ですから“げんげん”（松田）と皆さんの前で歌唱披露できる。緊張と感動とワクワクが止まらない状況」と力強く語った。続いて松田が「凄くワクワクドキドキウキウキはぴはぴ、いぇいいぇい」と心境を語ると、すかさず右近が「上を行くのはやめて（笑い）」とすぐにツッコみ、兄弟さながらの息の合ったやりとりを見せた。

　美しいハーモニーを響かせ、右近は「非常に良く歌えたと思います。皆さん盛り上がってくれたし、歌を通じてより存在を確認しながら強くなれる自分がいる」と満足。松田も「ムファサとタカの絆もファンである皆さんとの絆も確かめられて幸せでした」とかみしめるも、会場からはもう一回歌唱して欲しいと無茶ぶりならぬ「ムファぶり」のリクエストが上がり、2回目の“お披露目”。1回目よりさらに縦横無尽に動き回り、会場を沸かせた。