明大3季ぶりV逃す 楽天1位・宗山、悔し3打数無安打も明治に感謝「成長させてもらいました」

＜早大・明大＞敗戦し、悔しそうにスタンドを見つめる明大・宗山（撮影・木村　揚輔）

　◇東京六大学野球　優勝決定戦　明大0－4早大（2024年11月12日　神宮）

　明大は3安打零敗で3季ぶりの優勝を逃した。ネクストバッターズサークルで敗戦を迎えた楽天ドラフト1位の宗山主将は「伊藤君は緩いカーブでカウントを取ったりとうまい投球をされた」と相手エースを称えた。

　この日は3打数無安打も、リーグ歴代7位の通算118安打、満票で4度目のベストナインを獲得。退任する田中武宏監督への感謝も口にし「負けて悔しいけど4年間、明治で成長させてもらいました。特に4年生の一年間は主将を任され濃い一年間でした」と振り返った。

　今後は合宿所に残りプロに向けた練習に励む。「まだ実力不足。（プロでも）首脳陣に信頼される、息の長い選手を目指したい」と次のステージに目を向けた。（落合　紳哉）