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比江島慎が13年の代表活動に終止符へ「このウインドーが最後のつもり」

スポニチアネックス / 2024年11月13日 20時53分

<バスケ男子日本代表公開練習>囲み取材に答える比江島(撮影・藤山 由理)

 バスケットボール男子日本代表が13日、アジア杯予選モンゴル戦(21日、日環アリーナ栃木)、グアム戦(24日、グアム大)に向けた都内での合宿を公開した。チーム最年長の比江島慎(34=宇都宮)が練習後に取材に応じ「このウインドーが最後の(代表活動の)つもり」と青学大4年時にデビューした13年の日本代表のキャリアに終止符を打つ意向を示した。

 「僕がこのまま続けて若手が経験を積めないより、次の世代にどんどん経験させて僕らの世代を超えて行った方がいいんじゃないかと考えた。自分の体の具合とかとも相談しつつですけど、そういったところですかね」

 当初はパリ五輪を最後に代表を去る意向だったが、不完全燃焼に終わったために、所属する宇都宮の本拠で試合が開催される今回の活動への参加を決意した。選手には代表招集に応じる義務があり、拒否すれば罰則を科される。日本バスケ界に“代表引退”の概念はないが、ホーバス監督との信頼関係から比江島の意志は尊重される可能性は高い。

 今合宿では中学時代以来となる主将に就任。練習前の円陣のかけ声が小さく、川真田から「フニャフニャと何を言てっいるか分からない。はっきり言いなさい」と突っ込まれた。パリ五輪で主将を務めた富樫は「比江島がキャプテンなので不安です」と苦笑い。年下からイジられる愛されキャラは「富樫や(渡辺)雄太のようなキャプテンにはなれないが、プレーで引っ張りたい。最後なので楽しんで悔いの残らないようにしたい」と力を込めた。

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