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豪州ニルソン監督「環境に慣れてくれればいいと」 侍ジャパン相手に異例12人継投の理由を語る

スポニチアネックス / 2024年11月13日 22時48分

<日本・オーストラリア>メンバー表交換を終え、審判から説明を受ける井端監督(左)とニルソン監督(右)(撮影・椎名 航)

 ◇WBSCプレミア12 1次ラウンドB組第1戦 オーストラリア3―9日本(2024年11月13日 バンテリンD)

 野球の国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」は13日、各地で1次ラウンドが行われた。B組のオーストラリアは日本代表「侍ジャパン」と対戦。連覇を狙う侍ジャパンに対し、3―9で敗れたが、中盤まで善戦した。

 開幕戦で、しかも相手は優勝候補の日本。どう倒すか。デービッド・ニルソン監督が立てた作戦は小刻みすぎる継投だった。28人の登録枠のうち、14人の投手を登録しており、この試合でも12人の投手をつぎ込んだ。

 4回には1死二、三塁から、小園の遊撃へのゴロを遊撃手のグレンディニングが悪送球で2者の生還を許すなど、4回までに0―5と劣勢となったが、6回に2本塁打で3得点。7、8回に失点して突き放されたが、中盤は流れを引き寄せるなど見せ場は作った。

 12人の投手で一番球数を投げたのは、2番手ホランドの20球だった。試合後、ニルソン監督は「まずがっかりしている。最初からつまづいた。チームも調子に乗れず、自分たちで落ち込んでいった。日本の投手も良かった」と話した上で「台湾に向かうので、そのための前哨戦にはなった。結果は出なかったが、環境に慣れてくれればいいなと思って送り込んだ」と小刻みな継投について説明した。

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