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阪神・井上 “ポスト大山”狙う! 一塁特守みっちり「内外野両方できると戦い方に関わってくるので大事」

スポニチアネックス / 2024年11月14日 5時16分

阪神の外野陣が筒井コーチらの指導を受ける中、一塁でノックを受ける井上(手前)(撮影・北條 貴史)

 阪神・井上広大外野手(23)が高知・安芸秋季キャンプ第3クール初日、早出特守とランチ特打などフル強化メニューをこなした。今秋から一塁にも本格挑戦している和製大砲候補。この日、大山がFA宣言したことで空席となる可能性が出てきた「一塁」の座を、虎視眈々(たんたん)と狙う。

 全体練習開始の1時間ほど前の午前9時ごろ、安芸市営球場のサブグラウンドでは、井上が田中内野守備走塁コーチと向き合っていた。本来は外野手ながら、今秋から本格的に一塁の守備に挑戦中。チーム本隊が到着するまでの約30分、精力的に打球を追いかけた。

 「外野も内野も両方できると、チームの戦い方にも関わってくるので大事だと思う」

 今季1軍で出場した23試合の守備位置は、すべて左翼だった。しかしウエスタン・リーグやフェニックス・リーグでは、一塁起用されることもあった。打力を生かすためにも、複数ポジションを守れることは有利に働くのは間違いない。この日は全体練習の「投内連係」「外内野連係」でも一人で一塁に入り、“特守”状態。寸暇を惜しむかのように汗を流し、向上を図る。

 この日、不動の「4番・一塁」だった大山がFA権行使を表明。空席となる可能性がある「一塁」の有力候補に井上が挙がるのは自然な流れだろう。それは、この日の練習メニューにも表れた。今キャンプで9日以来2度目の特守の後は、ランチ特打にも取り組んで45スイングで柵越え3発。その後の通常の打撃回りでも53スイングで同5発と長打力を誇示しつつフル強化メニューを消化。この日の強化指定選手に選ばれたことが、“ポスト大山”の期待を物語る。

 打撃練習では佐藤輝のバットを拝借。「グリップにテーピングを巻いているのですが、どういう意味があるのかとか聞いて、取り入れるかどうかは、まだ1回しか使っていないので、もし良かったらですかね」。将来のチームを担う若虎が、攻守両面で貪欲に成長を期す。

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