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広瀬九段が千日手指し直しの末に勝利 菅井八段の連続挑戦は消滅 王将戦挑戦者決定リーグ

スポニチアネックス / 2024年11月14日 5時2分

指し直し局に臨む広瀬章人九段(左)と菅井竜也八段(撮影・我満 晴朗)

 将棋のALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は13日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの1局を行い、千日手指し直しの末、後手の広瀬章人九段(37)が菅井竜也八段(32)を106手で下した。

 広瀬は3勝2敗で挑戦権獲得の可能性を維持し「最終局は精いっぱい頑張りたい」。敗れた菅井は3勝3敗で今リーグ戦を終え、2期連続挑戦はなくなった。

 現時点ではリーグ初参戦の西田拓也五段(33)が4勝1敗で暫定首位。

 リーグ次局は14日の羽生善治九段(54)―永瀬拓矢九段(32)戦で、最終一斉対局は20日に予定されている。

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