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松山英樹「出だしはびっくりした」第1打曲げるもバーディー発進 67で2打差8位

スポニチアネックス / 2024年11月14日 16時55分

<ダンロップフェニックストーナメント・初日>11番、ティーショットを放つ松山英樹(左は石川遼)(撮影・西尾 大助)

 ◇男子ゴルフツアー ダンロップフェニックス第1日(2024年11月14日 宮崎県 フェニックスCC=7042ヤード、パー71)

 2年連続10回目出場の松山英樹(32=LEXUS)が5バーディー、1ボギーの67で回った。14年以来10年ぶり2回目の大会制覇へ首位と2打差の8位につけた。

 出だしの10番、ティーショットを左に曲げたが、木に当たりフェアウエーに戻ってきた。ここから本領を発揮。残り約250ヤードから5Wで右3メートルへ。フックラインを沈めてバーディー発進した。16番は第2打を80センチにつけて、18番パー5は2オン2パット。3バーディーで折り返した。

 後半最初の1番は花道からのアプローチを1メートルに寄せながらパーパットがカップに蹴られた。しかし安定感のあるティーショットを軸に危なげないゴルフを展開。7番パー5はアプローチをピン側に寄せて伸ばし、8番はグリーン手前からウエッジで放り込みチップインで連続バーディーを決めた。

 10月のZOZOチャンピオンシップ後はスイングの修正などに取り組んできた。左に曲がった10番の第1打に触れつつ「出だしはびっくりしたけど、後半はティーショットに関しては少しましになったので良かった」と好感触を口にした。

 同世代のライバル石川遼と16歳のアマチュア松山茉生と同組で回った。松山茉生については「飛距離は凄いし、ポテンシャルは凄い」。6年ぶりのラウンドになった石川については「練習ラウンドでは回っているので6年ぶりという感じはしないけど、(優勝した)先週(三井住友VISA太平洋マスターズ)のことや他の選手のこととか話した」と話した。

 63を出して首位発進した昨年に続き好位置につけた。「良かったなと思う」とうなずき2日目以降に向けては「1番で左に曲げないように気をつけます」とジョークで締めくくった。

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