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久保 インドネシアのサッカー熱「うらやましい」 相手「リスペクト」も「僕たちの方が成熟したチーム」

スポニチアネックス / 2024年11月14日 21時56分

<日本代表公式練習>本番会場で練習する久保(中央)ら(撮影・小海途 良幹)

 日本代表は14日、翌日に迫った26年W杯アジア最終予選第5戦のインドネシア戦(ジャカルタ)が行われる「ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム」で公式練習を行った。インドネシア国内のサッカー熱は高く、この日も地元メディアが100人近く集結し、テレビカメラも6台。公開された冒頭15分では芝生の感触やボールの滑りを確認しながらボール回し、ロングキック、ランニングなどで汗を流した。

 

 練習後に取材対応したMF久保建英(23=レアル・ソシエダード)はインドネシアのサッカー熱に対し「うらやましいと思います」と率直な感想。12日の練習では現地の子供たちと交流し、サイン会も行ったが、「僕も子供の頃に選手によく(サインを)してもらったので。選手として、サッカー選手になりたい子供たちにとって…選手として当たり前」と話した。

 インドネシア戦は完全アウェーが予想されるが「どこも週末満員なんで。新しいことじゃない。国の試合はクラブとは違うが、気を付けることはない。実際、U-20でも満員の中でやっているので。懐かしい感じはある」気負いは全くない。

 そのうえで超満員の観衆の中でのプレーは「絶対に声は聞こえない。ちょっとのプレーでも大げさに拍手する。インドネシアにとっては力になる。彼らは失うものもない。ソシエダがプルゼニに負けて、バルサに勝つ。そういうのはいくらでも起こる。ましてやホームなんで、リスペクトを持って臨みたい」と最大限の警戒を示した。

 それでも「新規の選手が多い。ただでさえ代表はすり合わせる時間が少ないし、その部分でも僕たちの方が成熟したチームではあると思う」と勝利へ自信を見せた。

 所属クラブでは10日のリーグのバルセロナ戦にフル出場。マン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍で1―0の勝利に貢献した。ターンオーバーでの起用も少なくないが「使ってくれよと思う。どのチームでも、どの立場でも試合に出たい。感情隠せるタイプじゃないので、どうしても出てしまう」と本音を隠さない。

 そして「別にバルサだからインドネシアだからって…試合の入り方が違うことはない。チャンスが来れば自分のプレーを出したい」ときっぱり。好調の日本のエースが代表をけん引する構えだ。

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