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新潟・石山 ひたむきに出番待つ 7月天皇杯後は出場なしも腐ることなく「がむしゃらにやるのが大事」

スポニチアネックス / 2024年11月15日 4時2分

試合出場を目指して練習に励む石山

 J1新潟は14日、聖籠町のアルビレッジでミニゲームやシュート練習などを行い、30日のG大阪戦へ得点感覚を磨いた。高卒ルーキーのMF石山青空(18)は、試合出場から遠ざかっている現状に悔しさを感じつつも、チーム力アップに貢献しようとがむしゃらにプレーし続けている。

 この日も一番最後までピッチに残り、ボールを蹴り続けた。スタッフとのボール回しを終えた石山は「最後までやるというのが日課。(ボール回しは)遊びといえば遊びだけれど、遊びの中でも見つかるものがあるかなと思いながらやっている」と、約1時間にも及んだ自主練習を終えて汗を拭った。

 ルーキーイヤーの今季はここまでリーグ戦2試合を含む公式戦6試合に出場。ボランチながらルヴァン杯3回戦の秋田戦、天皇杯3回戦の長崎戦でゴールも奪った。しかしその7月の長崎戦以降は出番がない。「サッカー人生でこれだけ試合に出られないのは初」。下を向く時期があったのも事実だ。

 その悔しさが練習での貪欲さにつながっている。「経験がある人たちから聞いて吸収するのが成長につながる」と、田中アシスタントコーチや経験豊富なFW小野らにプレーの判断などをことあるごとに確認。全体練習が終われば、小倉ヘッドコーチらと課題に取り組み、今は視野を広くするメニューに精を出している。

 上半身の体つきは新潟U―18時代よりもがっしりしてきた。トレーニングの成果を実感しているが「試合に出ないと見つからない課題もある」と表情を引き締める。残り2試合も今まで同様、必死にアピールを続けるだけだ。それがチームの残留にも貢献できると信じ「下から突き上げていかないと。一番下の自分ががむしゃらにやるのが大事」と力強く語った。 (西巻 賢介)

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