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ソフトバンク・正木 勝負のプロ4年目となる来季は開幕からレギュラー完走を誓う

スポニチアネックス / 2024年11月15日 6時2分

外野で守備練習するソフトバンクの正木(右)と笹川(撮影・岡田 丈靖)

 筑後ファーム施設で実施中の野手秋季キャンプに参加しているソフトバンクの正木智也外野手(25)が14日、レギュラーとして来季を完走すると誓いを立てた。プロ3年目の今季は自己最多80試合に出場するなど飛躍を遂げたが、日本シリーズ最終第6戦でベンチ外になるなど悔しさも味わった。来季は年間通して主力にこだわり続け、貪欲に「開幕センター」の座も奪いにいく。

 1年間、主力として出続ける――。正木が来季レギュラーとして完走すると強い覚悟を示した。

 「今年はレフト、ライトをやってファーストも練習から続けてきたけど僕自身、終わり方が悪かった。嫌な終わり方だった。同じ思いをしたくないので開幕からレギュラーとして1年間、1軍にいることを目標にしたい」

 来季は大卒4年目を迎える。5日には25歳になり、「来年こそ厳しい勝負になるし、死に物狂いでやらないと。やれと言われたところで出続ける」と鼻息は荒い。小久保監督は11日に来季の構想に言及し、柳田を左翼とDH、近藤を右翼、山川を一塁でレギュラーとして起用すると明かした。試合に出続けるため、外野で空いている中堅は最も意識しているポジションだ。

 昨年の開幕戦は「5番・中堅」でスタメン出場している。「去年は開幕でセンターでしたし、負けたくないです」。今季109試合に中堅でスタメン出場した周東は左膝の手術を終えたばかりで来春キャンプに間に合うか不透明。慶大の先輩・柳町もライバルになるが「先輩、後輩の関係は変わりませんが、嫌でも勝負になるでしょうね。やるからには負けません」と力を込めた。

 今季は右脚負傷で離脱した柳田の穴を埋めるなど、80試合に出場し、打率・270、71安打、7本塁打、29打点でいずれもキャリアハイと飛躍した。しかし、どうしてもポストシーズンの悔しさが消えない。日本シリーズは第1、3戦にスタメンで出場するも計6打数無安打に終わり、残る4試合はベンチから外れた。「ロッカー内のテレビで試合を見ていた。悔しかったし絶対に来季、見返したいと思った」と振り返る。

 レギュラーシーズンからポストシーズンまで完走してこそ正木にとって納得の一年になる。「まだ打てるし守れる。伸びしろはある。開幕からキャリアハイを狙う」と目の色を変えて挑む。 (井上 満夫)

 ≪笹川は100キロボディーで挑む≫

 H…同じく中堅のレギュラー候補として挙がる笹川は、100キロボディーで来季に挑む構えだ。「筋量を増やして打撃をさらに磨きたい。鍛えていれば100キロになってもいい」。現在96キロからの増量でパワーアップを狙う。来年の自主トレも昨オフ同様、師匠と仰ぐ柳田に弟子入りする予定。「センターを含めて1軍戦に出ること」。左翼・柳田とパワフルな“左中間師弟コンビ”を組むことが理想形だ。

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