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落合博満氏 阪神・近本の2リーグ制以降最少19盗塁での盗塁王にオレ流持論「価値はある」

スポニチアネックス / 2024年11月15日 20時10分

落合博満氏

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が15日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。今季19盗塁ながら3年連続5度目の盗塁王を獲得した阪神の近本光司外野手(30)について語った。

 19盗塁での盗塁王獲得は、2リーグ制以降では最少でのタイトル獲得となった。入団1年目の2019年から36、31、24、30、28盗塁を記録してきた近本について「1桁で盗塁王を獲ったって盗塁王は盗塁王なんだから。それはリーグでそれしか走ってないっていう。その中の1番っていうんだから価値はあるんですよ」とオレ流の持論を展開した。

 パ・リーグはソフトバンクの周東が41盗塁をマークして盗塁王を獲得。比較対象となりがちだが「数が多いから、少ないからっていう問題じゃなくて、そのリーグで1番は誰なのかっていうのがタイトルなんでね。数で評価しちゃダメですよ」と主張した。

 これまでの盗塁王の最少は両リーグともに24盗塁。セ・リーグは1993年の緒方耕一(巨人)と石井琢朗(横浜)、パ・リーグは2021年の荻野(ロッテ)、和田(ロッテ)、西川(日本ハム)、源田(西武)だった。

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