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慶大が3季連続16度目の優勝 六大学秋季フレッシュトーナメント

スポニチアネックス / 2024年11月15日 17時3分

<フレッシュトーナメント 慶大・立大>3回、先制となるソロを放つ慶大・玉津(撮影・大城 有生希)

 ◇東京六大学野球秋季フレッシュトーナメント最終日 決勝戦 慶大5―3立大(2024年11月15日 神宮)

 リーグ戦は5位に終わった慶大だが、弟分は立大を延長11回、タイブレークの末に勝ちきり3季連続、16度目の優勝を決めた。

 立役者は玉津優志(2年=慶応湘南藤沢)だ。3回に右翼席へ先制の本塁打。11回は1死満塁から決勝の右前適時打を放ち、一塁ベース上で右手を突き上げた。リーグ戦では立大3回戦に代打で出場。3球三振で最後の打者となり勝ち点を落とした。「まったく手が出なかった。実力不足を痛感しました」とその後は出番すらなかった。「その立教戦だったので絶対に打ってやろうと思ってました」とリベンジを果たした。前夜には救援して勝ち投手になった沖村要(2年=慶応)とウエート場で会い「俺が打ってお前が抑えろよ」と言った通りの展開となった。

 左対左を苦にしないようと草野和哉学生コーチの提案で練習を励んできた。「左投手に苦手意識はなくなってきました。それに新人の練習に4年生が手伝ってくれて恩返しができました」とスタンドで応援した清原ら先輩に頭を下げ、来季はレギュラーを目指していく。

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