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紀州ドンファン事件 「ミヤネ屋」専門家の意見も真っ二つ! 宮根誠司「大変難しい裁判」

スポニチアネックス / 2024年11月15日 17時9分

野崎幸助さん(右)と元妻の須藤早貴被告(ジャーナリスト吉田隆氏撮影) 

 「紀州のドンファン」こと野崎幸助氏を殺害した罪に問われている元妻の須藤早貴被告(28)の15日に和歌山地裁で行われた裁判員裁判で、日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金後1・55)に出演した専門家の意見が真っ二つに分かれた。

 大阪地検で検事だった亀井正貴弁護士は「裁判は被告の供述の信用性をどのように評価するか、というところに論点が移っています」と指摘。特に供述が変わったタイミング、中でも覚醒剤の購入に関して、取り調べの段階では完全否定していたにもかかわらず、被告人質問では購入を認めた発言を重視した。また、野崎さんの死亡前後で犯罪や覚醒剤に関わる検索を相当数行っており、これについて被告人が数多く弁解していることも重要視。「これについての信用性をどこまで弾劾できるかが焦点」としたうえで「事故・自殺ではなく犯人は須藤被告しか考えられないと追求できるか。今のところ、有罪へ向けてギリギリ立証できている印象」と評価した。

 亀井弁護士と反対の立場をとるのは本村健太郎弁護士だ。検察側は28人もの証人を用意した検察だが、本村弁護士は「決定的な証人は最後まで出て来なかった」と印象を語った。何より直接的な立証ができていないことを問題視。「現場に争った形跡がないということは自分で口に入れた可能性が高まる。仮に被告が犯人だとすると、どういう手段で野崎さんが口にする手段をつくり出したのか。被告が覚醒剤を購入できたとしても経口摂取を立証できていないならば、殺人罪の立証としては手薄」と断じた。

 フリーアナウンサーの丸岡いずみ氏は「なぜそこに覚醒剤があったのか。どうやって摂取したのか。それを検察側が明らかにしないと、さすがに須藤被告を犯人と認定するのはどうなんだろうと思います。私が裁判員だったらすごく迷う」と、大きな責任を負うことになる裁判員の気持ちに思いを寄せた。番組MCの宮根誠司は「判決が来月12日ということで、大変これは難しい裁判になりそうですね」と締めくくった。

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