御嶽海がストレッチャーで花道を引き揚げる 左肩付近を痛めたか 勝ち名乗りを受けられず

＜大相撲九州場所6日目＞琴勝峰（右）を突き落とした御嶽海（手前）は東の土俵下で顔をしかめる（左は王鵬）（撮影・成瀬　徹）

　◇大相撲九州場所6日目（2024年11月15日　福岡国際センター）

　大関経験者の西前頭7枚目・御嶽海（31＝出羽海部屋）が取組後に立ち上がれず、ストレッチャーに乗せられて花道を引き揚げた。勝ち名乗りを受けられなかった。

　この日は西前頭5枚目・琴勝峰（25＝佐渡ケ嶽部屋）と対戦。立ち合いから左差しの相手に攻め込まれたものの、土俵際で右から逆転の突き落としを決めた。

　この土俵際で相手の勢いに押されて御嶽海は左肩から東の土俵下へ転落。顔をしかめる様子があり、立ち上がれなかった。警備担当など親方衆らにより担架、ストレッチャーが用意された。