好調・御嶽海が土俵から転落し救急搬送 師匠は「あんな形でも勝ったのに」

＜大相撲九州場所6日目＞琴勝峰（右）を突き落とした御嶽海（手前）は東の土俵下で顔をしかめる（左は王鵬）（撮影・成瀬　徹）

　◇大相撲九州場所6日目（2024年11月15日　福岡国際センター）

　西前頭7枚目・御嶽海（31＝出羽海部屋）が西前頭5枚目・琴勝峰（25＝佐渡ケ嶽部屋）に勝ちながら土俵から転落し福岡市内の病院に救急搬送された。

　立ち合いで琴勝峰に押し込まれ、土俵際で逆転の突き落とし。勢いよく土俵下に左肩から転落した。そのまましばらく動けず。担架で医務室へ。その後、左足を引きずりながらも自ら救急車に乗り込んだ。

　師匠の出羽海親方（元幕内・小城乃花）は「落ちた時の衝撃かな。（左）肩と腰らへん。見てもらわないとわからない。痛いのは本人しかわからないから。朝になるともっと痛むと思う。あんな形でも勝ったのにしょうがない。無理させるのも」とあす15日の朝に出場するか様子を見て決めるようだ。