“ゴルフ界のアイドル”菅沼 予選落ちでシード喪失に涙「今シーズンはずっとつらい」

＜エリエール・第2日＞4番、ティーショットを放つ菅沼菜々（撮影・井垣　忠夫）

　◇女子ゴルフツアー大王製紙エリエール・レディース第2日（2024年11月15日　愛媛県　エリエールGC松山＝6575ヤード、パー71）

　ゴルフ界のアイドルを自称する菅沼は88位で予選落ちし、3シーズン連続で保持したシードを喪失した。

　オフに右膝を負傷。開幕から4試合連続予選落ちを喫するなどショットで試行錯誤が続き「今シーズンはずっとつらい。本当にやめたくなりそうだった」と涙ながらに振り返った。

　26日からは来季出場権を懸けたQT（予選会）に臨む。昨季ツアー2勝の実力者は「頑張るしかないので頑張ります」と必死に前を向いた。

　≪美夢有単独首位≫山下は2日連続の65で単独首位に浮上した。4、5番で連続バーディー。前半はスコアを3つ伸ばすと後半も着実にバーディーを重ね「今日はまだショットが安定していた。いい距離のバーディーパットも決まってくれた」とうなずいた。今季2勝目に向けて、最高の位置で迎える決勝ラウンド。「まだまだミスとかもあったのでその辺を修正して良いラウンドができたら」と冷静に言った。