鳥谷敬氏 侍ジャパンのポスト「熱男」牧秀悟の存在は「重要」と力説 一方で自身は「ずっと見ているだけ」

鳥谷敬氏

　元阪神の鳥谷敬氏（43）が16日放送のテレビ朝日「中居正広の土曜日な会」（土曜前11・30）に出演。「ラグザス　presents　第3回WBSCプレミア12」に出場する侍ジャパンの牧秀悟内野手（26）のムードメーカーぶりを紹介した。

　牧は2023年WBCでも優勝後にノリノリでダンスを披露して大谷翔平（ドジャース）らを笑わせるなど、チームの盛り上げ役を担ってきた。鳥谷氏はこの牧の姿に「踊っていたシーンもありましたけど、野球以外のところで盛り上げる選手がチームの流れを変えるプレーをすると、他の選手も乗ってくる」と解説した。

　「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務めるタレントの中居正広が「少し前だと松田（宣浩）選手とか、出ていなくても声を出してベンチを盛り上げることが大事」と話し、松田氏が現役時代に必勝はちまきを巻いて円陣を行う映像が紹介された。鳥谷氏は「最初の円陣で松田選手は毎回、毎回やっていました。盛り上げるものを持っている選手は重要だと思います」と力説した。

　中居から「鳥谷選手はあまりやらない？」と質問されると、「自分はずっと見ているだけです。盛り上げている選手を見て頑張っているな、と」と苦笑い。この反応にはスタジオの共演者からも笑いがこぼれた。さらに中居が「盛り上げている選手が必要と思ったらやらないんですか？」とツッコまれると、「みんなが明るいと、それはそれで邪魔になっちゃうんで」とクールな鳥谷氏らしい発言で笑いを誘っていた。