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帝京 15大会ぶり全国切符 国学院久我山を逆転で下す 高校サッカーを席巻したカナリア軍団が復活

スポニチアネックス / 2024年11月16日 14時30分

15大会ぶりの全国出場を決め、記念撮影する帝京イレブン

 ◇第103回全国高校サッカー選手権東京都Aブロック予選決勝 帝京 2―1 国学院久我山(2024年11月16日 駒沢陸上競技場)

 サッカーの全国高校選手権の都道府県予選決勝が16日に各地で行われ、東京都A予選は帝京が逆転で国学院久我山を下し、15大会ぶり35回目のの全国切符を手にした。

 前半18分に失点したが、同34分にFW森田晃(3年)が同点ゴール。DFラインの背後に抜け出すと、飛び出してきたGKをかわしてロングシュートを流し込んだ。後半は我慢の時間が続いたものの、39分にPKを獲得。途中出場のFW土屋裕豊(3年)が落ち着いて決めて勝ち越した。今年就任し、日比威監督からチームを引き継いだ藤倉寛監督は「今年一番の試合だった」と目を細めた。

 選手権優勝6度と高校サッカーを席巻してきた名門も、出場は09年が最後。夏の全国高校総体は22年に準優勝するなど復活に近づいていたが、選手権は昨年、一昨年と国学院久我山に準決勝で敗れていた。MF砂押大翔主将(3年)は「古豪と言われ続けてますけど、新しい帝京をつくるために入学してきた。“今年こそ”という強い思いがあった」。三度目の正直を果たしたカナリア軍団が、冬の大舞台に帰ってくる。

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