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【竜王戦】佐々木八段は王手飛車を受けず、その後寄せに入る 藤井竜王との第4局2日目最終盤

スポニチアネックス / 2024年11月16日 14時46分

竜王戦第4局2日目の対局に臨む佐々木勇気八段(日本将棋連盟提供)

 将棋の藤井聡太竜王(22)=王将など7冠=が挑戦者に佐々木勇気八段(30)を迎える第37期竜王戦7番勝負第4局は16日午前9時、大阪府茨木市の複合施設「おにクル」で2日目が指し継がれ、午後2時すぎ、先手・佐々木が85手目、飛車捨ての強手で寄せに入った。

 さかのぼって82手目、藤井が3筋へ、自陣の角の利きに角をつないで王手飛車をかけた。この地点は佐々木の桂の利きにあり、角を取られたが、さらに角成りで2度目の王手飛車。

 佐々木には王手を防ぎ、同時に飛車を取られないようにと自王の斜めへ手駒にしたばかりの角で壁を作る応手があったがそれを選択しなかった。両者居王を85手目にして初めて左斜め前へ移動させ、王手を回避。手順に飛車を取らせる決断でその後、寄せに入った。

 藤井の2勝1敗で迎え、藤井が勝てば4連覇へ王手、負ければ2勝2敗のタイとなる。

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