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【高校ラグビー】報徳学園、9大会連続50回目の花園切符 FBタウファテビタ悦幸が16得点

スポニチアネックス / 2024年11月16日 16時10分

<兵庫大会決勝 報徳学園・関西学院> 花園出場を決め歓喜に沸くタウファ(右から2人目)ら報徳学園フィフティーン(撮影・大森 寛明)

 ◇全国高校ラグビー兵庫県予選決勝 報徳学園36―3関西学院(2024年11月16日 神戸市・ユニバー記念競技場)

 報徳学園が36―3で関西学院を下し、9年連続50回目の花園出場を決めた。関西学院は4年ぶりの優勝を逃した。

 前半9分、高校日本代表候補のFBタウファテビタ悦幸(3年)のキックパスを起点にCTB福本亘(3年)が先制トライ。同19分に右に展開したボールからWTB大城健富(2年)がトライを奪うと、同26分にはFBタウファテビタが自らインゴールに飛び込んでリードを広げる。

 後半には関西学院のアタックも受けながら、36―8でノーサイド。FBタウファテビタは1トライと1PGに加えてコンバージョンキックを5本中4本成功させ、両チーム最多の16得点を挙げた。

 「(優勝して)ホッとした。勝つことができて、安心した気持ちが強い。50回目という節目の切符を自分たちが獲れてうれしい」

 父は近鉄(現花園)などでプレーし日本代表でも活躍したタウファ統悦さん。物心がつく前からだ円級と親しみ、5歳から本格的にラグビーを始めた。報徳学園では1年時からメンバー入り。自身にとって花園は3季連続での出場となる。

 将来性にあふれ、西條裕朗監督は「もっとできる。2年前の(石橋)チューカぐらい可能性があると思う」と評する。最後となる花園で、これまで以上に存在感を示す。

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