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阪神・井坪は巨人・浅野と同等 藤川監督が太鼓判! 走攻守に非凡で「見劣りすることがない」

スポニチアネックス / 2024年11月17日 5時17分

<阪神紅白戦>5回、井坪は中前に勝ち越し適時打を放つ(撮影・北條 貴史)

 ◇阪神紅白戦 白組2ー1紅組(特別ルール)(2024年11月16日 安芸)

 阪神・井坪が外野争いに名乗りを上げた。紅白戦に白組の「6番・中堅」で出場。1―1の5回2死二、三塁から決勝の中前打を放った。

 「追い込まれてからだったのでしっかり対応できて良かった」

 プロ2年間で1軍出場はないものの、今季はウエスタン・リーグで105試合に出場し、打率・275、2本塁打、28打点と奮闘した。9日の紅白戦では左翼線へ適時二塁打。着実に成長を遂げる姿に、目を細めたのが藤川監督だった。

 「走塁それから守備、打撃でも非凡なものがある。巨人の浅野選手ですか、同級生ですかね。自分としては見てても見劣りすることがないと思ってます」

 引き合いに出したのは同じ高卒2年目の巨人・浅野だった。今季は40試合に出場し、3本塁打、18打点をマーク。同じ右打ちの外野手として現状は後塵(こうじん)を拝すが、指揮官が寄せる期待は大きい。近本、森下が控える中でも「他の選手との兼ね合いはありますけれど、ポジションが3つある外野ですからね。そういう意味では、可能性はあるかもしれない」と続けたことからも分かる。

 藤川監督の言葉を伝え聞くと、井坪は「その期待にしっかり応えられるように頑張ります」と呼応した。秋季キャンプで発揮した非凡な打撃センスを沖縄でも見せつけ、初の開幕1軍をつかみ取る。 (杉原 瑠夏)

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