1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

まだ成長中 現役最年長関取・玉鷲 40歳バースデー勝利「三役に戻りたい」

スポニチアネックス / 2024年11月17日 4時45分

翠富士(左)を押し倒しで破る玉鷲(撮影・岡田 丈靖)

 ◇大相撲九州場所 7日目(2024年11月16日 福岡国際センター)

 昭和以降6人目の40歳で幕内となった現役最年長関取の玉鷲がバースデー勝利を飾った。館内の祝福ムードの中、翠富士を豪快に押し倒しで破り、白星先行。角界の鉄人はまだ成長途上と明かし、常識を覆す40代全盛期の野望をぶちまけた。大関・豊昇龍、平幕・阿武剋にそろって土がつき、1敗で4人が首位に並んだ。

 不惑だから迷いなんてない。ひと回り年下の翠富士を40歳玉鷲がフルパワーで土俵に叩き落とした。誕生日祝いムードの館内が割れんばかりの歓声に包まれる。喜びをかみしめるように花道を引き揚げると「体がよく動いた。自分のお祝い。長くやってきて良かった」と喜びを爆発させた。

 19歳でデビューして一日も休まずに丸21年。昭和以降で6人目の40歳幕内力士となった。安定感のある四つ相撲に比べ好不調の波が激しい突き押し。日頃の鍛錬、準備に加え師匠の片男波親方(元関脇・玉春日)は「何も考えず不器用な男だから、それが長続きの理由かな。愚直に突き押しに取り組んできた成果」と分析する。

 04年初場所初土俵から連続出場を続けるなど、数々の記録を塗り替える角界の鉄人にとっては、まだ通過点に過ぎない。目標は「40代も楽しむこと」だが「三役に戻りたい。人間の体がこの年でも成長することを見せたい。まだ成長中だから」と自信満々に言い放った。 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください