侍・桑原 初回気迫のヘッスラ間一髪セーフで先制生還

＜日本・台湾＞初回、森下の先制犠飛で生還する桑原（中央）（撮影・木村　揚輔）　

　◇WBSCプレミア12　1次ラウンドB組第3戦　日本3－1台湾（2024年11月16日　台北D）

　侍ジャパンは「1番・左翼」で3試合連続スタメンのDeNA・桑原が初回の先制劇に貢献した。

　三ゴロ失策で出塁するとその後1死一、三塁の三塁走者として、4番・森下の右犠飛で先制の生還。定位置より浅かったが返球が高くなる中、気迫のヘッドスライディングで間一髪セーフとなり「（三塁）コーチャーの梵さんが“ゴー”と言ってくれた」と笑顔を見せた。

　3―1の最終回も左邪飛を好捕。「アウトを1つ取れてよかった」と謙遜した。

　▼大勢（2点リードの9回を3者凡退で締めて2セーブ目）とりあえず、長打が出ないところに投げ続けた。（相手ファンの大音量の応援は）日本語の歌じゃなかったので大丈夫でした。

　▼北山（7回から3番手で登板し、ソロを浴びるも2回1失点でリードを死守）初めて投げられたので今後は落ち着いて投げられると思います。

　▼鈴木昭（6回2死一、二塁から2番手で登板して好救援）3点差で、一発だけが駄目な状況だった。しっかり冷静にいけた。