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“女房役”松川虎生、朗希への激励の言葉でまさかのひと言 「それだけ?」周囲も爆笑

スポニチアネックス / 2024年11月17日 12時4分

<マリーンズファンフェスタ>開会式でファンにあいさつする佐々木(中央)と松川(左) (撮影・沢田 明徳)

 ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すロッテ・佐々木朗希投手(23)が17日、本拠ZOZOマリンで行われた「MARINES FAN FEST 2024」に参加した。

 公の場で言葉を発するのはCSファーストステージ初戦の10月12日以来36日ぶりで、正式にメジャー挑戦することが決定してからは初めて。佐々木は壇上に上がると、多くのファンから拍手で迎えられた。佐々木は「チーム・ブラック」の一員として黒のパーカーに身を包み、壇上では他のナインとともに笑顔を浮かべた。

 吉井監督が冒頭のあいさつの最後に「大事なことを忘れていました。来シーズンからマリーンズを飛び出して、高みに挑戦する選手が1人います。そうです。(佐々木)朗希です。5年間マリーンズに所属していいピッチャーに育ってくれました。そしてマリーンズにも凄く貢献してくれました。これからは違うチームになってしまいます。だけど、挑戦する若い選手を応援したいと思います。心から温かく送り出したいと思っています。そんな朗希がひと言みなさんにしゃべりたいと言うので、ここまでマイクを渡したいと思います」と佐々木に譲った。

 佐々木は「今回球団に後押ししていただき、メジャーに挑戦させていただくことになりました。ファンの皆さん、5年間熱いご声援ありがとうございました。ケガなどでなかなかうまくいかず、辛いときもあったんですけど、吉井監督、コーチ、チームメート、スタッフ、たくさんの方々に支えられ、乗り越え頑張ることができました。今回これまでいただいたご声援、厳しい激励も全て力に変え、アメリカで頑張ってきます。本当にありがとうございました」とあいさつした。

 また、佐々木と数多くの試合でバッテリーを組んできた女房役の松川虎生が選手を代表して佐々木に激励の言葉を贈ることになった。しかし、松川は「頑張ってほしいと思います」とぼそっとひと言。会場は爆笑に包まれ、周囲からは「それだけ?」とツッコまれていた。

 10月18日から今月12日まで行われた秋季練習は参加を免除されていた。公の場に姿を見せるのは、CSファーストステージ敗退が決まった10月14日以来。取材に対応したのは初戦で勝利投手になった同12日が最後だった。球団は9日にポスティングシステムでのメジャー挑戦を容認したことを発表。その際、球団を通じて「マイナー契約からはい上がって世界一の選手になれるよう頑張ります。一度しかない野球人生で後悔のないように、そして今回背中を押していただいた皆さまの期待に応えられるように、マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」などとコメントを発表したが、メジャー挑戦について公の場で、自らの口で説明するのは初めてとなった。

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