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岸博幸氏 第2次石破内閣の人事めぐる反響に怒り「否定しちゃダメ」生稲晃子氏には同情&エール

スポニチアネックス / 2024年11月17日 12時7分

岸博幸氏

 元経産官僚で経済学者、慶大大学院教授の岸博幸氏(62)が17日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。第2次石破内閣で、タレント出身の生稲晃子参院議員(56)が外務政務官、今井絵理子参院議員(41)が内閣府兼復興政務官に就任したことについて言及した。

 政務官は大臣からの指示や要望に応じ、政策調査や情報収集などを行う重要ポスト。元おニャン子クラブの生稲氏は2022年初当選の1期目で、乳がんの闘病経験から、病気や女性への支援を訴えてきた。米大統領選でトランプ前大統領が返り咲きを決めるなど、国際情勢は不透明さを増すばかりで、これまで外交に関する活動はほとんどなく、ネットでは「適材適所の人事ではない」といった声も上がっている。

 一方、今井氏は16年初当選で2期目。昨年7月、党女性局のメンバーと海外研修でフランスを訪れた際の写真を投稿し「公費で旅行」などと炎上したことは記憶に新しい。10月の衆議院解散時には、国会議事堂内と思われる場所で撮った笑顔のショットを公開。「タレント気取り」などと叩かれ“お騒がせ議員”のイメージが強い。

 岸氏は、まず「ネット世論」への怒りをあらわに。「元タレントということで“仕事やれんのかよ”とか。こういうバカな言い方は絶対ダメです。芸能人だったけど国会議員に道を変えて、むちゃくちゃ勉強しているんですよ、政策を。そういう今を否定しちゃダメ」と話した。

 さらに「その上でムカつくのは今回の人事」と切り出し「戦略性が全然ない」とバッサリ。

 「外務政務官に生稲さんというのは、生稲さんがかわいそう。外務省の政治家は、日本の代表で外交をやる。だから、国内の政策なら事務方がいくらでもサポートできるけど、外交はトップの責任がすごい重い。そこでまだ国会議員になって2年目、政策の交渉の経験がない方をあてるというのは、生稲さんかわいそう」とし「芸能界で揉まれた根性がある方だと思うので、根性出して頑張って見返してほしい」とエールを送った。

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