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【高校ラグビー】常翔学園、2大会ぶり42度目の花園切符 1年前の悔しさ晴らす9トライ大勝

スポニチアネックス / 2024年11月17日 15時23分

<常翔学園・近大付>後半、常翔学園・井本はこの試合3本目のトライを決める(撮影・大森 寛明)

 ◇全国高校ラグビー大会大阪地区予選決勝 常翔学園55―19近大付(2024年11月17日 東大阪市花園ラグビー場)

 大阪第3地区決勝で常翔学園は55―19で近大付を下し、2大会ぶり42度目の出場を決めた。

 序盤に先制トライを許しながらも、前半13分に高校日本代表候補のNo・8井本章介主将(3年)が抜け出してトライを奪う。同19分にWTB加賀本桜心(3年)のトライで逆転すると、同26分には井本のオフロードパスからWTB藤間悠太(3年)がトライ。前半終了間際には井本が自身2トライ目を挙げて26―7で折り返す。

 後半に入ると3分のロック家大祐(3年)のトライからリードを広げる。近大付に2トライを許しながらも、井本が自身3トライ目を奪うなど、計9トライで55―19と大勝した。

 昨年は決勝で東海大大阪仰星に屈し、連続出場が8でストップ。その敗戦後に指揮官に就任した白木繁之監督は「原点に立ち返りながら1年間やってきた。(決勝は)一つの集大成。楽しみ」と話してきた。苦い経験を経て、2大会ぶりに花園へと帰ってくる。

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