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【関東大学ラグビー】帝京大が7トライで完勝 対抗戦4連覇の可能性残す 明大は初黒星

スポニチアネックス / 2024年11月17日 15時47分

<帝京大・明大>前半、帝京大・青木がトライを決める(撮影・篠原岳夫)

 ◇ラグビー関東大学対抗戦Aグループ 帝京大48―28明大(2024年11月17日 東京・秩父宮ラグビー場)

 対抗戦、大学選手権ともに3連覇中の帝京大が全勝の明大を48―28(前半33―7)で破り、5勝目(1敗)を挙げた。負ければ対抗戦優勝の可能性が消滅する背水の一戦だったが、前後半計7トライを挙げて圧倒。4連覇へ望みをつないだ。敗れた明大は初黒星となった。

 今月3日の早大戦では17―48とよもやの大敗を喫した帝京大が、抜群の熱量と集中力で明大を圧倒した。キックオフ直後からWTB生田弦己(3年)が左サイドを大きくゲインしてチャンスメーク。仕留めきれなかったものの敵陣で優位に試合を進めると、前半5分にWTB日隈太陽(3年)が45メートル走りきって先制トライ。相手の出ばなをくじいた。

 その後もブレークダウンへの寄り、ルーズボールへの反応、ターンオーバー後の攻守の切り替えで圧倒した帝京大は、13分にはロックのカイサ・ダウナカマカマ(2年)がチーム2トライ目。同22分にはスクラムを起点に相手インゴールに迫り、最後はフランカー青木恵斗主将(4年)がゴールラインを割った。

 前半だけで5トライを奪い、33―7で折り返すと、後半は2トライ1PGを追加し、危なげなく完勝。自力での対抗戦優勝の可能性はない状況だが、早大戦の悪夢を払拭する戦いぶりで、来る大学日本一をめぐる戦いに向けて弾みを付けた。

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