「光る君へ」次回予告にネット悲痛「彰子様が…」「見るのがつらそう」“悲劇の皇子”敦康親王が胸を抑え

大河ドラマ「光る君へ」第43話。敦康親王（片岡千之助）（C）NHK

　女優の吉高由里子（36）が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」（日曜後8・00）は24日、第45話「はばたき」が放送される。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛～僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となった。

　次回予告には、一条天皇の第一皇子・敦康親王（片岡千之助）（母は藤原定子）が苦しそうに左胸を押さえる姿。SNS上には「来週は見るのがつらそうです。敦康親王様」「敦康親王様、来週…彰子様が喪の色の衣装を着ていたよね」などの声も上がった。

　藤原道長が「望月の歌」を詠んだのは、寛仁2年（1018年）10月。敦康親王は同年12月に薨去している。

　第44話（11月17日）、一条天皇の第二皇子・敦成（あつひら）親王（母は藤原彰子／見上愛）が即位。長和5年（1016年）、幼帝・後一条天皇（橋本偉成）の即位式が執り行われ、一条天皇の第三皇子・敦良（あつなが）親王（立野空侑）（母は彰子）が東宮となった。

　“悲劇の皇子”は「父上のお姿を見ておったら、帝というお立場のつらさがよく分かった。穏やかに生きていくのも悪くなかろう」（第40話、10月20日）「東宮にもなれず、このまま生きているのも苦しいと思っておりましたが、頼通殿（渡邊圭祐）の勧めで妻をもうけて、心が楽になりました。共に生きていく者ができましたゆえ」（第43話、11月10日）と語っていたが、果たして。