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DeNAコンビが侍勝利導いた 牧が飛打!止めたバットで右前適時打 佐野は先制打&中犠飛の2打点

スポニチアネックス / 2024年11月18日 5時1分

<日本・キューバ>5回、止めたバットで適時打を放ち、驚きの表情の牧(撮影・木村 揚輔)

 ◇WBSCプレミア12 1次ラウンドB組第4戦 日本7―6キューバ(2024年11月17日 天母)

 侍ジャパンのDeNA・牧は勝利の瞬間、一塁の守備位置から笑顔でマウンドへと駆け寄った。「本当に厳しい戦いだった」。粘り抜いての白星。牧が「秘打」で挙げた打点が効いた。

 打った本人が一番驚いた。5回1死一、二塁。2球目のスライダーが止めたバットに当たり、打球は何と右前へ飛んでいった。ドカベンの殿馬ばりの秘打が適時打に。目をまん丸にして慌てて一塁へ走り出した牧は「気持ちで打った。ラッキーヒット」と喜んだ。

 今季、日本球界で誰よりも長く戦い続けている。この日スタメンの桑原、佐野とともにDeNA勢は日本シリーズを勝ち抜き、26年ぶりの日本一に。3人は決勝まで進めば168試合を戦い抜く。2試合連続スタメンの佐野は2回2死一、三塁で先制の中前打。試合前には声出しを担当し「今日(突破を)決めましょう!」と鼓舞した。5回にも中犠飛。2打点で今大会初打点をマークし「チームに本当に勢いがある。その勢いに僕も乗せてもらった」とうなずいた。桑原も2得点で1番の役割を果たした。日本一の次は世界一。野望まで、あと少しだ。

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