井岡一翔 マルティネスと大みそか再戦を正式発表 「必ずリベンジしたい」7月の雪辱狙う
スポニチアネックス / 2024年11月18日 13時3分
◇プロボクシング WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者 フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)<12回戦>同級6位 井岡一翔(志成)(2024年12月31日 東京・大田区総合体育館)
ボクシングの志成ジムは18日、都内で会見を開き、前WBA世界スーパーフライ級王者で現同級6位の井岡一翔(35=志成)が12月31日に東京・大田区総合体育館で現同級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)に挑戦すると発表した。
4階級制覇王者の井岡は7月7日に東京・両国国技館で当時IBF同級王者だったマルティネスと2団体王座統一戦を行い、0-3の判定で敗れて王座から陥落。マルティネスは指名試合よりも井岡との再戦を優先して10月29日付でIBF王座を返上しており、井岡はWBA王座のみへ挑戦する形で5カ月ぶりのダイレクトリマッチに臨む。大みそかに試合を行うのは7年連続13度目となる。
スーツ姿で会見した井岡は「ダイレクトマッチで対戦できることに感謝したい。前回負けているので必ずリベンジしたい」と意気込んだ。リモートで会見に参加したマルティネスは「再戦を喜んでいるし、満足している。前回はハードな試合だったが、また日本に戻って試合できることを大変うれしく思う」と話した。
7月の統一戦は開始から激しい打撃戦となり、井岡は1回に左ボディーを利かせた。しかし、その後は強いフィジカルを生かしてパワフルなパンチをまとめるマルティネスに主導権を握られる一方、ブロッキングやウイービングで巧みに外すディフェンスに有効打を封じられた。ジャッジの採点は4点差、6点差、1人がフルマークでいずれもマルティネスを支持した。
試合後に涙を流した井岡は「そりゃあ泣きますよ。悔しいですもん。涙も出るし、期待に応えたかったし、胸に詰まる思いがあった」とコメント。今後については「終わったばかりでそこまで考えられない。自分の考えが全く白紙になった。まずは自分と向き合いたい」と去就を明言していなかった。
興行のもようはABEMAで無料独占生配信される。
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