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高橋洋一氏 103万円の壁を巡る国民・玉木氏の“総務省の工作”に「あれは官僚の日常業務」

スポニチアネックス / 2024年11月18日 14時29分

東京・有楽町のニッポン放送

 元内閣官房参与で経済学者、数量政策学者、嘉悦大教授の高橋洋一氏(69)が18日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演。年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」の見直し議論について言及した。

 会社員や公務員に扶養されるパート従業員らは、一定の年収を上回ると社会保険料や税金の負担が生じる。この年収の境目が、就労抑制を招く「壁」と呼ばれる。企業にとっては人手不足の要因となる。社会保険料では「106万円の壁」と、従業員数が50人以下の企業に勤める人の「130万円の壁」がある。これとは別に、所得税が発生する「103万円の壁」もある。

 「130万円の壁」見直しを巡り、自治体のトップが反対したことに国民民主の玉木雄一郎代表は「今、一生懸命に総務省が全国知事会や自治体の首長に工作を行なっている」と発言。これに対して村上誠一郎総務大臣は「そういうことは(工作)していないと思う」と否定。全国知事会の村井嘉浩会長(宮城県知事)は「私に何かアプローチがあったということはない」と述べた。

 高橋氏は「地方財政の話もどうせ財務省から総務省にいって言わせてるんだけど、あれはそもそも全国知事会の事務局というのがあって、そこの事務総長はもともと総務省のOBがやっていたんだけれど、批判があったから自治体に変えたんですよ。でも総務省はまだ事務局次長でいってますから。次長にいっているってことは、資料説明するので、あれはね、工作ではなくレクって言うんで、官僚としての日常業務です。大臣が知らない所でやっています。日常的にやってますよ。何か反論があるんだったら、私、それを知っているから。私は良心的なレクをやっていたんで」と説明した。

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