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橋下徹氏 斎藤氏の報道で「メディアはバランスを欠いていた」と指摘「TVが間違ってるとは思わないけど」

スポニチアネックス / 2024年11月18日 18時26分

橋下徹氏

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が18日、MBSテレビ「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。無所属の前職・斎藤元彦氏(47)が再選を果たした17日投開票の兵庫県知事選について言及した。

 パワハラ疑惑などを巡り県議会で不信任決議を受けたが、SNSを駆使した選挙戦略で“風”を起こし大逆転した斎藤氏。その裏には、斎藤氏のパワハラ疑惑や“おねだり”を大きく報じたテレビ、新聞など“オールドメディア”に対する市民の不信感があると指摘する声も多い。

 橋下氏は「僕も地上波にコメンテーターとして出てますけど。色々な人が番組を作る時にはちゃんとバランスを取っていたとか、色々言います。やはり地上波だからその裏の根拠も確認する。でも1つ1つの番組や放送局単位で見るんじゃなくて“地上波”って見た時に圧倒的なボリュームで斎藤さん批判の情報しか流れてなかったと思う」と指摘。

 そして斎藤氏の政策を評価する県民が多かったことに触れ、「(テレビ番組の)コメンテーターが何もやってない!と言う。でもふたを開けてみるとSNSでこういうこともやってると(分かる)、実際やってるんですから、そういうのも出てくる」とテレビ番組の伝え方に異を唱えた。

 問題とされた斎藤氏の“おねだり”についても「おねだりはみんなもらってますよ」とし、「この報道だって圧倒的な量でおねだり報道があったと思う。それがSNSで違うと言ってくると、テレビメディアの報道とSNSの報道どっち信じるかってなった時に、若い人はSNSっていったんじゃないですか」と話した橋下氏。

 「テレビメディアが間違ってると思わないけど、国政選挙で国会議員を呼んで党首討論をやる時には秒単位でバランスを取っているぐらい、選挙に入ったら物凄い公平性、公平性って言うのに、選挙じゃない斎藤さんの問題になったら、量的には物凄い不公平だったと思う」と指摘。「言うべきこと、指摘すべきことは絶対やらなきゃいけない」としつつも、斎藤氏の報道については「バランスを欠いていたんじゃないかな、メディアは」と私見を語った。

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