フェンシング・東晟良 背筋の凍る崩落事故「食べ終わるのが5分早かったら危なかった」

W杯チェニジア大会出発前に取材に応じた東晟良

　フェンシング女子フルーレでパリ五輪団体銅メダルメンバーの東晟良（共同カイテック）が新シーズンの初戦となるW杯チュニジア大会出発前に東京都内で取材に応じ、「もう新しいシーズンで早いなと思う。目標は（国際大会で）複数個のメダル」と話した。

　9月の全日本選手権で手の左中指を骨折したものの、回復とその後の調整は順調。14日には練習拠点を置く味の素ナショナルトレセン東館の壁崩落事故が発生したが、「ちょうど食堂でお昼ご飯を食べていた。食べ終わるのが5分早かったら危なかった」と背筋の凍る体験を振り返った。