【一問一答】マーリンズ・マッカロー新監督が抱負「間違いなく才能のある選手たち」「準備に全力を」
スポニチアネックス / 2024年11月19日 7時0分
マーリンズのクレイトン・マッカロー新監督が18日(日本時間19日)、マイアミにある本拠地ローンデポパークで新監督就任会見を行った。
背番号86のマーリンズユニフォームに袖を通したマッカロー監督は、「マーリンズ監督という責任を与えてくれたオーナー陣と野球部門の方々に感謝します」とスピーチ。質疑応答の際には、「1年後、今より強力なリーダーになることができたと言えるように成長したい」と抱負を語った。
以下、マッカロー新監督と一問一答。
【スピーチ】
「まず第一にマイアミ・マーリンズの次期監督になる責任を私に託してくれたことに、オーナー、そしてピーター(プレジデントのピーター・ベンディックス氏)、そしてベースボール運営チームの全員に感謝します。ここにたどり着くまでの道のりは、決して私一人で歩んだものではありません。元同僚、スタッフ、選手など、直接お礼を申し上げたい人が大勢いますが、本当に多すぎるくらいです。一緒に仕事をしてきた皆さんには、私を育ててくれた時間、私を磨いてくれた時間、私が学び成長するのを助けてくれた時間に対して、どれだけ感謝してもしきれません。ご存知のとおり、このゲームの素晴らしさはそうした人と人とのつながりです。私は今日ここに到達するのを助けてくれた素晴らしい指導者たちに恵まれ、幸運でした」
――なぜ自身が適切な人材なのか
「マイナーで過ごした時間、メジャーリーグのスタッフとして選手を育成する機会など、私がこれまでさまざまなことを経験する中で、いつかメジャーリーグの監督になるチャンス、現場の中では究極のリーダーの地位に就くチャンスを得られることを常に考え、思い描いてきた。ピーターと会い、このチームで何が起こっているか、勝利を得るためのカルチャーの重要性、彼のビジョンを聞いたとき、適切な場所だと感じた。チームメンバーと会うにつれて、会話をするたびに、この仕事は自分が望んでいるものであると感じた。一緒に仕事をするのが楽しく、全力で仕事に臨むのが楽しいと感じる人々とやりたい、全員が互いに挑戦し合い、自分自身をより良くする機会があるという確信が強まった。それらを経験するにつれて、ますます正しいと感じる。ここで仕事ができるチャンスを得られたことに、これ以上ないほど興奮している」
――監督の面接を重ねる中で今回の機会に向けて準備できたことは
「監督面接のプロセスを経験する機会が増えるごとに、自分の価値観や大切なものについて自分が本当に信じていることがどんどん固まっていき、毎年さらに明確になったと思う。デーブ・ロバーツの(ドジャースの)スタッフやメジャーリーグで仕事をする中で、年々、自分が大切だと信じているものについて確信が深まっていった。新しいグループの人々に会いに行くたびに、このようなプロセスを経験するたびに、自分らしくいること、自分にとって大切なものが明白になる。複数の経験が得られるごとに、大切なものに対する自分の信念が見えてくるようになった」
――どんな監督になりたいか。大物を獲得できるチーム(ドジャース)から育成が大事なチームに来たが、フィットはどうか
「1年後、振り返った時に、今より強力なリーダーになることができたと言えるように成長したい。周りにはそれを助けてくれる素晴らしい人たちがたくさんいる。選手たちには毎日、勝つという意図を持って試合に臨んでほしい。そのための準備の価値、重要性を理解し、私のリーダーシップスタイルを理解してほしいと思っている。私は優れた聞き手であり、選手やスタッフと通じ合う能力があり、クラブハウスやダッグアウトで毎日変わらぬ存在でいるつもりだ。ハードワークのエネルギーを持ってそれを行い、選手たちには彼らの向上が私にとっても最優先であると信じてもらい、選手が毎日成長できるよう支援していきたい。(チームに関しては)勝利には様々な方法があると思っている。より大きなペイロールがあっても、必ず勝てるという保証はない。成功しているチームは、細部にまで気を配ることと、準備に全力を注いでいる。毎日、一歩ずつ前進し、自分たちでコントロールできるものをコントロールすることに全力を注いでいる。私たちはここでそのための基盤に築くことができる。本当にエキサイティングなことだ」
――マーリンズの選手たちをどう思うか
「エキサイティングな、エキサイティングな選手たちだ。間違いなく才能のある選手たちだ。ご存知のように、力のある投手たちがいる。何人かの選手が健康を取り戻すことで、その才能のレベルはさらに上がる。エキサイティングなことだ。願わくば、選手たちがさらに一歩前進し続けることを楽しみにしている。40人ロースターの何人かの選手と連絡を取った。(監督就任の)ニュースが報じられたのは約1週間前だが、できる限り連絡を取り、早い段階でつながりを築き始めることが重要だと感じたからだ」
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