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玉川徹氏 兵庫知事選で「斎藤さんが再選したからといって公益通報の問題とかが消えてしまうわけではない」

スポニチアネックス / 2024年11月19日 8時41分

テレビ朝日社屋

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が19日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。無所属の前職・斎藤元彦氏(47)が再選された兵庫県知事選について言及した。

 斎藤氏は元尼崎市長の稲村和美氏、日本維新の会を離党した前参院議員清水貴之氏ら無所属6新人を破り再選を果たした。

 選挙戦ではパワハラなどの疑惑告発文書問題で失職した斎藤氏への評価や、混乱した県政の立て直しなどが問われた中、斎藤氏はネット戦略を駆使して大きな流れを起こし、最終盤で形勢を逆転した。

 玉川氏は「今回の選挙結果で斎藤さんが再選したからといって、例えば公益通報の問題とかが消えてしまうわけではないと僕は思っているんですよ」と言い、「公益通報者を守るという法の趣旨を外して調査をしてしまった。いわゆる公益通報者探しをしたという部分。それからまだこれから明らかになってくる部分だけれども、力を持ってそこをねじ伏せたのでは、という疑惑がある。そういう部分はちゃんとやっていかないといけない」と指摘。

 そして、「これをおざなりにしてしまうと、公益通報をするということ自体がはばかられるようなことになっていってしまう。それを選挙結果が後押しするということになってはいけないと思う」とし、「なのでここはきっちり当選をしたといっても事実がどうだったのか、パワハラの方も事実がどうだったのかということをきっちり調べ上げることが議会に課せられた使命だと僕は思っていますので、不信任を出したということをもって終わりにしないで、そこはちゃんと追及をしてほしいと思います」と自身の考えを述べた。

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