亀井正貴氏 時速194キロ交通死亡事故“危険運転致死罪ではない”主張に「194キロならどうなのかが」
スポニチアネックス / 2024年11月19日 10時15分
元大阪地検検事で弁護士の亀井正貴氏が19日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)にリモート出演。大分市の県道で2021年2月に時速194キロで車を運転して死亡事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の罪に問われた被告の男(23)=同市=の裁判員裁判について言及した。
裁判員裁判は15日、大分地裁(辛島靖崇裁判長)であり、検察側は懲役12年を求刑した。弁護側は同法違反の過失致死罪適用を主張し、結審した。判決は28日。検察側は、危険運転が認められなかった場合の予備的訴因とした同法違反の過失致死罪については懲役5年を求刑した。
検察側は論告で、時速194キロで走行した場合、道路の凹凸などにより運転操作ミスで進路を逸脱する可能性があり、制御困難だったと指摘。交通量調査の結果、付近の交差点では数が多い右折車を想定できる道路だったと述べた。一方、弁護側は最終弁論で、車線を逸脱せず直線走行できていたと反論。被告がこの事故で手術が必要な重傷を負っており、負傷してまで他の車を妨害する意図はなかったと訴えた。
亀井氏は「この裁判は、直線道路の場合にどういう場合が制御できない速度なのかということについての先例になる」と言い、「通常の場合、制御できない速度というのは、例えばカーブであるとか凸凹道である場合には、70、80キロで走ったとしても制御できずに事故が発生する可能性があるけれども直線道路というのは前を向いて走れば問題ないので、その意味では従前では140キロ台では危険運転致死にあたらないという判例が出てますから、194キロならどうなのかというのが問題となるということ」と判決のポイントについて語った。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
菊間千乃弁護士 時速194キロ交通死亡事故“危険運転致死罪ではない”主張に「そろそろ法律自体を…」
スポニチアネックス / 2024年11月19日 10時57分
-
羽鳥慎一アナ 時速194キロ交通死亡事故“危険運転致死罪ではない”主張に「一般の感覚からいくと…」
スポニチアネックス / 2024年11月19日 10時33分
-
時速194キロで死亡事故 検察側は懲役12年を求刑 大分地裁
毎日新聞 / 2024年11月15日 20時1分
-
194キロ事故、懲役12年求刑 危険運転致死罪、23歳被告
共同通信 / 2024年11月15日 17時4分
-
時速194キロでの死亡事故は「危険運転」じゃないの? 焦点は「過失か・危険か」 懲役7年と20年で違い、元警察官が解説 判決は28日に
くるまのニュース / 2024年11月11日 9時10分
ランキング
-
1中丸雄一“アパ不倫”、北澤豪“W不倫”…不祥事続いた日テレ「シューイチ」が番組終了!? 司会の中山秀征(57)直撃で判明した“驚きの展開”とは
文春オンライン / 2024年11月19日 6時0分
-
2テレ朝人気アナ、難関資格を取得したことをサラリと告白 勉強期間5カ月で…合格率17%も一発合格
スポニチアネックス / 2024年11月18日 21時3分
-
3香取慎吾と中森明菜が夢のコラボ! 最新アルバムでヒット曲「TATTOO」をデュエット
スポニチアネックス / 2024年11月19日 7時48分
-
4草ナギ剛50歳 別人に変ぼうした最新姿「え~っ?」「本当につよぽん?」「それにしても…」ネット衝撃
スポーツ報知 / 2024年11月18日 19時3分
-
5横浜流星、スタントなしの飛び降りシーンに吉岡里帆も驚愕「見どころの一つ」と自信
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月18日 21時2分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください