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FC東京 クラモフスキー監督の今季限りでの退任を正式発表 後任は未定

スポニチアネックス / 2024年11月19日 13時5分

FC東京・クラモフスキー監督

 FC東京は19日、ピーター・クラモフスキー監督(46)が今季限りで退任することを正式発表した。後任については、決まり次第あらためて発表するという。

 クラモフスキー監督はクラブを通じコメントを発表。「いつもFC東京を応援していただき、ありがとうございます。私がここでみなさまとともに過ごした期間、トロフィーを手にすることはできませんでしたが、私たち全員が取り組んできたことが、将来成功するための土台を築いたことは確かです」。

 「いつもみなさまのサポートは特別なものと感じていました。近い将来、FC東京がチャンピオンになること、そしてアジアを制覇することを願っています。すべてを捧げて戦ってくれた選手たち、ありがとう。そして私を懸命にサポートしてくれたスタッフのみんな、ありがとう。私をFC東京のファミリーに受け入れてくれた、クラブに関わるすべての方に感謝します」。

 「『眠らない街』をみんなで歌えるよう、あと2試合、ともに戦いましょう!ありがとう東京!青赤の魂はいつも私の心の中にいます!」と思いを語った。

 クラモフスキー監督は、J2山形の指揮官を解任された約2カ月後の23年6月に、成績不振で解任されたスペイン出身のアルベル前監督(56)を引き継ぐ形で途中就任。同シーズンはリーグ戦17試合で指揮を執り、7勝3分け7敗で11位でシーズンを終えた。

 就任2季目の今季は、オフに鹿島から期限付きで加入したMF荒木遼太郎(22)、ドイツ2部ウニオン・ベルリンから加入したMF遠藤渓太(26)、新潟から完全移籍で獲得したMF高宇洋(26)、同じく札幌から完全移籍で加入したFW小柏剛(26)らを大型補強。躍進が期待されたが、7月下旬から8月上旬にかけて6試合勝ちなし(2分け4敗)を記録するなど終始、安定感を欠いた。2試合を残し成績は14勝9分け13敗で8位。タイトル獲得の目標には遠く及ばなかった。

 ◇ピーター・クラモフスキー 1978年10月16日生まれ、オーストラリア・シドニー出身の46歳。北マケドニア出身の両親の元に生まれ、08年にギリシャで指導者のキャリアをスタート。17年にはU―17オーストラリア代表を指揮。18年からは現トットナム監督のアンジェ・ポステコグルー氏の元で横浜のヘッドコーチに就任。その後は清水(当時J1)、J2山形でも指揮を執った。

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