【玉ノ井親方 視点】尊富士は上半身が異様にでかく見える。逆に下半身が細く見えるくらい
スポニチアネックス / 2024年11月19日 19時51分
◇大相撲九州場所10日目(2024年11月19日 福岡国際センター)
返り入幕の尊富士が10日目に勝ち越しを決めた。2敗をキープし、優勝戦線に絡む好調さを見せている。
3月の春場所では、110年ぶりの新入幕優勝を果たしたが、その場所で右足を負傷。7月の名古屋場所では左胸も痛めた。今場所は、体の状態は悪くないようだが、相撲内容は春場所の頃と比べるとまだ物足りない。
持ち味は、立ち合いで当たった後の押しの強さとスピード。しかし、5日目の湘南乃海戦のように、攻め込む途中で足がそろってバランスを崩し、はたき込みで敗れるもろさも見せた。
足がそろってしまったのは、ケガの影響というよりは、湘南乃海との対戦の経験が少なく、相手を見ようとして動きが慎重になった結果だろう。その敗戦以降は、足の運び方も改善され、日に日に安定感が増している。
場所前の稽古では、てっぽうを1000回以上もやったと聞いている。そのせいか、上半身が異様にでかく見える。逆に下半身が、特に膝から下が細く見えるくらいだ。
本人にすれば鍛え上げた上半身で、相手を下から突き上げていく相撲を取ろうと思っているのだろう。
あすからの終盤戦は1敗の豊昇龍、琴桜、隆の勝、そして2敗で続く阿炎、尊富士による星のつぶし合いになっていくだろう。尊富士は隆の勝と対戦を残している。もし隆の勝と当たって勝つようなら、終盤戦は上位と当てられることになりそうだ。(元大関・栃東)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【九州場所】幕内復帰の尊富士が勝ち越し 優勝争い意識せず「自分の相撲を取るだけ」
東スポWEB / 2024年11月19日 20時34分
-
尊富士 4場所ぶり幕内での勝ち越しで2敗守るも冷静、「特に変わりはない。残り5日間も自分の相撲を」
スポーツ報知 / 2024年11月19日 19時31分
-
若隆景が2場所連続の“怪物撃破” 昨春右膝前十字じん帯手術から復活
スポーツ報知 / 2024年11月16日 6時30分
-
大関陣は安泰 豊昇龍は5連勝 大の里、琴桜も危なげなし 全勝は豊昇龍、隆の勝、阿武剋の3人に
スポーツ報知 / 2024年11月14日 17時59分
-
尊富士が2敗目 師匠は「足が止まってしまった」…湘南乃海に敗れる
スポーツ報知 / 2024年11月14日 16時41分
ランキング
-
1NBA下部チームで苦戦する富永啓生にBリーグ移籍待望論「日本ならスター選手」
東スポWEB / 2024年11月19日 14時44分
-
2異様な光景… W杯アジア予選で中国サポが日本国歌にブーイング ネット「さすがにどうかと」
スポニチアネックス / 2024年11月19日 21時10分
-
3イチロー氏の殿堂入り確実ムードに冷や水 第1回WBCで「韓国に妄言を吐いた」=韓国報道
東スポWEB / 2024年11月19日 14時14分
-
4佐々木朗希「密約説」流れるドジャースとの早期契約は“消滅”か…背後にしたたかな2つの狙い
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月19日 11時32分
-
5佐々木朗希《ゴネ得》《ワガママ》と収まらぬ批判がロッテ球団にブーメラン
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月18日 11時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください