日本代表・遠藤主将 後半途中から4バック移行「いろんなアクションを持てるチームになってきている」

相手と激しく接触する遠藤（撮影・西海健太郎）

　◇サッカー26年W杯北中米大会アジア最終予選C組第6戦　日本3ー1中国（2024年11月19日　中国・アモイ白鷺体育場）

　日本代表（FIFAランク15位）は19日、アウェーで中国代表（同92位）に勝利。5勝1分けで勝ち点を16に伸ばした。前半39分、左CKにFW小川航基（27＝NECナイメヘン）が頭を合わせて先制。前半終了間際にも右CKからDF板倉滉（27＝ボルシアMG）が頭を合わせて追加点を挙げた。後半開始直後に失点したが、同9分に小川がまたしてもヘッド弾を突き刺した。

　15日のインドネシア戦から中3日で迎えたアウェー2戦目。この日は先発メンバー5人を入れ替えて臨んだ。フル出場した主将のMF遠藤航は「今のメンバーは誰がスタメンで出てもおかしくないだけの選手たち。メンバーを変えた中で前半を2―0で終えたことはよかったし、勝ち点3を取れたことはよかった」とうなずいた。

　中国戦をもって2024年の代表活動は終了。来年3月20日に予定されている次戦のホーム・バーレーン戦に勝てば、無条件で8大会連続8度目のW杯出場が決定する。

　この日の中国戦は後半途中に3バックから4バックのシステムに移行したことに触れ、「チームとしては3枚、4枚含めいろんなやり方をやりながらも勝ちを重ねていろんなアクションを持てるチームになってきている。でもこれは最終予選で結果が求められるので。結果を出しながら次に勝てば(W杯出場が)決まるので、ホームで決めて自分たちのオプションを増やせたら」と先を見据えた。