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日本代表・鈴木彩艶 レーザー妨害受けるも「"何かやってるな"だけ、気にしない」冷静対処で勝利に貢献

スポニチアネックス / 2024年11月20日 0時52分

試合に臨む鈴木(撮影・西海健太郎)

 ◇サッカー26年W杯北中米大会アジア最終予選C組第6戦 日本3ー1中国(2024年11月19日 中国・アモイ白鷺体育場)

 日本代表(FIFAランク15位)は19日、アウェーで中国代表(同92位)に勝利。5勝1分けで勝ち点を16に伸ばした。前半39分、左CKにFW小川航基(27=NECナイメヘン)が頭を合わせて先制。前半終了間際にも右CKからDF板倉滉(27=ボルシアMG)が頭を合わせて追加点を挙げた。後半開始直後に失点したが、同9分に小川がまたしてもヘッド弾を突き刺した。

 GK鈴木彩艶は悪質な妨害行為を受けても冷静さを失わなかった。前半の自陣でのビルドアップの際に鈴木の額付近にレーザーポインターと思われる緑色の光が当たった。さらに、前半33分頃にはスタンドから中国人サポーターと思われる人物がピッチに乱入。すぐに警備員に取り押さえられてピッチの外へ出されたが、試合が約30秒ほど止まってしまった。

 レーザー妨害について「前半は特にまぶしかった」としながらも、「今日のゲームは乱入するサポーターがいたりいろいろあったが、自分たちのやるべきことに集中できていた。海外でプレーしていればいろんなことがある。自分としてはまったくいつも通り」と平常心を崩さなかった。

 心境について問われると、「"何かやってるな"と思うだけですね。そこで変に気を取られると相手の思うつぼなので。気にしないです。自分が別に何かするわけではないので、対処する人に任せてやるべきことに集中するだけです」と落ち着き払っていた。

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