DeNA筒香が契約更改 来季が3年契約2年目で現状維持3億円でサイン 来季は「リーグVへ思いは1つ」

契約更改を終え記者会見に臨む筒香（撮影・島崎　忠彦）

　今季メジャー挑戦から5年ぶりに古巣復帰したDeNA・筒香嘉智外野手（32）が20日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み現状維持の年俸3億円（金額は推定）でサインした。来季が3年契約（2年目までは同3億円、3年目は同変動制）の2年目となっている。

　4月16日に復帰が発表されてから、26年ぶり日本一まで駆け上がった1年。シーズンは57試合、打率・188、7本塁打、23打点に終わったが、ソフトバンクとの日本シリーズ第6戦（11月3日）で決勝の先制ソロを放つなど、持ち味でもある一発の魅力を十分に見せつけた。

　会見では「来季はリーグ優勝に全てをもっていくという話しを聞いて、選手はリーグVを達成するということに向かって思いが1つになっている。来年はそれを達成でできるように全力で頑張りたい。個人だと、アメリカから帰ってきてシーズン途中で投手の対応というところは少し時間がかかった。思い出に残る試合としては、シーズン復帰1戦目の試合。ファンの皆さまの前で、あれだけの声援でプレーできて本当にうれしい瞬間でした」と話した。