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侍・才木 プロ入り初の中5日で22日ベネズエラ戦先発へ「投げる試合はチームが勝てるように」

スポニチアネックス / 2024年11月21日 4時46分

キャッチボールで調整する才木(撮影・光山 貴大)

 「ラグザス presents 第3回 WBSCプレミア12」で大会連覇を狙う侍ジャパンは東京ドームで20日、きょう21日から始まるスーパーラウンドの初戦となる米国戦を前に全体練習を行った。22日のベネズエラ戦で先発が見込まれる才木浩人投手(26)は、ブルペン入りして調整。プロ8年目で自身初となる中5日の先発で快投を期す。

 20年11月にトミー・ジョン手術を受けた才木が、世界一を目指す舞台で中5日での登板を解禁することが濃厚となった。21日の米国戦を控えた前日練習。レギュラーシーズン中から登板2日前にブルペン入りして調整する右腕は、キャッチボールを終えた後、ベンチ裏のブルペンで約50球を投げ込んだ。

 「いつも通りです」

 短い言葉に決意をにじませた。中5日での登板は手術後はおろか、プロ8年目でキャリア初となる。CSファーストSのDeNAとの初戦で先発。その後、チームがファイナルSに勝ち進めば中5日で登板する可能性があったものの、連敗して消滅していた。

 「日本に帰ってきてから寒い。体が動きづらいのは感じたので、そこは気をつけてやりました。あとは、いつも通りです」

 5回2/3を投げ3安打、無失点と好投した16日の台湾戦。阪神投手では主要国際大会で初めて勝利を手にしたが、見据えるのは世界一しかない。「投げる試合はチームが勝てるように」。Aグループ1位のベネズエラも圧倒する。 (石崎 祥平)

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