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福岡大 MAX150キロ右腕・朝吹が7回1失点の快投で12年ぶりの神宮1勝へ導く 22日は青学大戦!

スポニチアネックス / 2024年11月21日 7時1分

<日体大・福岡大>4回、無失点に抑えベンチに戻る福岡大・朝吹(右)(撮影・大城 有生希)

 ◇明治神宮野球大会 大学の部1回戦 福岡大7ー2日体大(2024年11月20日 神宮)

 開幕し、大学の部は福岡大が日体大を7―2で破った。2012年以来12年ぶりの神宮大会1勝。先発した最速150キロ右腕の朝吹拓海投手(2年)が7回7安打1失点(自責0)の好投。打っても2安打と投打で主役だった。

 2季連続でリーグ戦のMVPに輝いた福岡大の朝吹が全国の舞台で輝いた。初回に4点のリードをもらうと、140キロ前後の直球とカットボールを軸に7回1失点と好投。毎回走者を出しながら要所を締め「(12年ぶりの1勝に)貢献できてうれしい。変化球でカウントを取れたことが良かった」とうなずいた。

 9番打者としても15安打7得点の打線をけん引した。4回先頭で左前打を放ち5点目のホームを踏むと、7回にも中前に運び2安打の活躍。大学のリーグ戦はDH制で出場が決まってからバットを振ってきたといい「高校のときから打つことは好き。真っすぐを狙ってしっかり振り抜けた」と笑みを浮かべた。

 22日の2回戦は春秋のリーグ戦と全日本大学選手権を合わせた4冠を狙うV候補の青学大に挑む。西川(ロッテ1位)、佐々木(広島1位)を擁す強豪だが、朝吹は「投げてみたい。自分の持ち味の真っすぐがどこまで通じるか」と腕まくりした。

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