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大宮の長澤監督 最終戦の富山戦へ「ここまで残留争いのイメージ、負けたら終わりで進めていた」

スポニチアネックス / 2024年11月21日 15時29分

大宮・長澤監督

 J3大宮の長澤徹監督(56)が21日、J3最終戦の富山戦(nack5スタジアム大宮)へ向けて取材対応し、「サポーターの後押しは大きかった。nack5スタジアムだし、ここは勝ちきりたい」と、勝利を掲げた。

 大宮は今季序盤から首位を独走し、6試合残してJ2昇格が決定、5試合残してJ3優勝も決めた。しかし、「ひとつ落とすと引き戻せない。その中で選手がギリギリで引っ張って負けずにきて、最終戦までつないできた。ここまで残留争いのイメージ、負けたら終わりで進めていた。積み重ねたものをぶつけたい」と、選手にプレッシャーをかけて、勝ちを求めてきたことを明かした。さらに選手には昨季の映像を何度も見せて危機感を持たせ、「背負って、責任持たせたし、外から来た選手もそれを受け入れるかがポイントだった」と明かす。お陰で、今季はまだ2敗、後半戦初戦で沼津に負けた後はここまで17試合負けなし(11勝6分け)と、群を抜く強さをませただけに、富山戦はなんとしても勝って有終の美を飾りたいところ。浦上仁騎(28)と杉本健勇(32)が出場停止だが、「頼った戦いはしていない」と自信を見せた。

 全株式をオーストリアの飲料メーカーレッドブルが取得したことから、来季はエンブレムが変わることが決まっている。主将のMF石川俊輝(33)も「このエンブレム、メンバーで戦えるのは最後。みんなで勝って笑顔で終わりたい」と、力をこめた。

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