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DeNA・南場オーナー“日本一までの道のり”回想 ターニングポイントは「6月、私自身大きく変わった」

スポニチアネックス / 2024年11月21日 20時44分

三浦監督と握手を交わす南場オーナー(撮影・島崎忠彦)

 DeNAの南場智子オーナー(62)が20日、テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)に出演。日本一達成までの自身の心境の変化について語った。

 パ・リーグ王者のソフトバンクを下して手にした、1998年以来26年ぶり3度目の日本一。週1で球場に通い、応援歌も全員分歌え、ファンに愛される球団オーナーを今回、同局の安藤萌々アナウンサーがインタビューした。

 “金は出す”“球場に顔も出す”“ただ口は出さない”と言われているオーナーは今季、心の持ちようを変化したという。

 「何が変わったらいいのかなと思ったときに、とにかくまずはチームの状況。うまくいっている時は何でもうまくいっていて、うまくいっていない時は何でうまくいっていないのか。まず今年はしっかり理解する年にしようと。月に1回監督から聞いているんですよ。聞いて何か言うわけじゃないけど、ただ状況を聞いて応援するだけなんですけど」とチーム状況の把握を徹底したと明かす。

 また「実は心の保険をかける癖がありまして。“今日は相手のピッチャーが強いから今日はだめかもね”って心の保険をかけないと生活がぐちゃぐちゃになっちゃうんです」と負けず嫌いな一面ものぞかせた。

 ただ、心の保険をかけていた自分の考え方を「本当に海より深く反省して。“今日から心の保険を掛けるのをやめる”という宣言を6月ぐらいにして。どんなにダメそうでも最後まで信じる、目を逸らさないという約束をして。そこは私自身では大きく変わったところなんです」と、どんなときもチームに寄り添い続けた自身の変化を笑顔で振り返った。

 南場氏は、新潟出身の62歳。津田塾大を卒業し、米国・ハーバード大院も修了した高い頭脳の持ち主。1999年に株式会社ディー・エヌ・エー設立。2015年に球団オーナーに就任した。女性として初の日本プロ野球オーナー会議議長や日本経済団体連合会副会長を務め、幅広いジャンルで活躍を遂げている。

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