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侍J・高橋宏斗「投げろと言われれば投げるつもり」次戦以降もフル回転誓う 米国戦で4回無失点の好投

スポニチアネックス / 2024年11月21日 23時14分

<日本・米国>4回、打者のスイングをアピールする高橋宏(撮影・木村 揚輔)

 ◇WBSCプレミア12 スーパーラウンド第1戦 日本9―1米国(2024年11月21日 東京D)

 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」で大会連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は21日、スーパーラウンド初戦(東京ドーム)で米国と対戦し、9―1で逆転勝利を収めた。先発の高橋宏斗投手(22=中日)は4回を2安打無失点で8奪三振の力投だった。

 高橋宏は初回シンプソンをスプリットで空振り三振に斬ると、続くショーの3球目に自己最速タイとなる158キロをマークし、最後はスプリットで空振り三振。3番のリターもスプリットで空振り三振と最高の立ち上がりをみせた。

 2回は1死からウィリアムズに左翼線二塁打で初安打を許したが、トーマス、ジョンソンを連続で空振り三振。3回も1死から左前打で出塁を許したが、後続を抑えた。結局4回まで70球を投げ、2安打無失点で8奪三振の力投だった。

 試合後の会見では「スーパーラウンドの流れを決める試合になるなと思っていた。無失点で帰ってこれてよかった」と胸をなでおろした。

 前回登板の1次ラウンド韓国戦では4回2失点。「第3球種がよくなかった。今回はうまく使えて、真っすぐ、スプリットだけじゃないぞと思わせられたのがよかったと思う」としっかり修正した。

 WBC決勝以来の米国との対戦となったが、「相手がどうこうとかはあまり意識していなかった。強力な打線だったので注意しながら、坂倉さんがうまくリードしてくれた。バッテリー間でいいコミュニケーションがとれた」と気負いはなかった。

 最後は「世界一になるために僕も準備しますし、監督、コーチから投げろと言われれば投げるつもりでいる」と次戦以降に向けてフル回転を誓った。

 23年WBC決勝では救援登板し、トラウト(エンゼルス)を空振り三振、ゴールドシュミット(カージナルス)を見逃し三振に斬るなど、1回2安打無失点だった。それ以来となる米国との対戦で、しっかりと力をみせつけた。

 【日本のスーパーラウンド日程】

22日 ベネズエラ戦

23日 台湾戦

※会場は東京ドーム、すべて19時開始

 

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