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4年前の写真に「誰?」 原英莉花 思い出の地で復活Vを!「自分だと思えるような写真に塗り替えたい」

スポニチアネックス / 2024年11月22日 4時38分

<ツアー選手権リコー杯・初日>2番、笑顔を見せる原英莉花(撮影・西尾 大助)

 ◇女子ゴルフツアー リコー杯第1日(2024年11月21日 宮崎県 宮崎CC=6497ヤード、パー72)

 20年大会覇者の原英莉花(25=NIPPON EXPRESSホールディングス)は7バーディー、2ボギーの67で回り、5アンダーで首位と1打差の2位と好発進した。88年のツアー制度施行後、畑岡奈紗(20歳266日)に次ぐ歴代2番目の年少記録となる25歳283日でのメジャー4勝目を狙う。桑木志帆(21=大和ハウス工業)が66で回り、6アンダーで単独首位発進を決めた。

 メジャーに強い原が帰ってきた。前半4つスコアを伸ばして勢いに乗ると、10番からは3連続バーディーを奪取。3メートル以内のチャンスを次々とつくり「しっかりバーディーを取れていたのが久しぶりだったかな」。畑岡に次ぐ年少記録での国内メジャー4勝目がくっきり視界に入った。

 新たな練習器具がピタリとハマった。シャフトメーカーのUSTマミヤに軟らかいシャフトを使った練習用のドライバーをオーダー。「ぼよんぼよんのドライバーを打って、タイミングを取り戻す練習をしたのが良かった」。悩みの種だった左にいくミスが改善された。今週から導入した新しいヘッドも好感触に拍車をかけた。

 20年にメジャー2勝目を挙げた思い出の舞台。初日は同じ67の滑り出しとなったが「超えたかった~」と少し悔しさをにじませる。今週の原動力となっているのはクラブハウス内にある前回優勝時のポスターだ。4年前の写真を見て「誰?って思います。誰この人みたいな…自分だと思えるような写真に塗り替えたい」と笑う。

 得意のメジャーで今季初Vを飾り、自身でも納得できる新たなポスターに貼り替えるつもりだ。 

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