東京Vの新星・綱島の覚悟 夢のプレミアリーガーへ「一切妥協したくない」
スポニチアネックス / 2024年11月22日 12時36分
【大西純一の真相・深層】最近、注目されているのが東京VのCB(センターバック)綱島悠斗(24)だ。今季序盤はベンチ入りできない試合もあったが、5月にボランチで出場機会をつかむと、8月からCBのポジションを確保し、J1残留に貢献した。1メートル88の長身と正確なフィード、身体能力の高さで、GK以外はどのポジションもこなす。昨年はFWとして出場したこともあった。
小学生の時に東京Vの下部組織に入り、ジュニアユース、ユースと昇格し、国士舘大を経て昨年、東京Vに入団した。昨季は主にボランチで34試合に出場し、2得点を挙げて16年ぶりのJ1昇格に貢献、2年目の今年はさらに活躍している。
急成長の要因を聞くと、「この1年間、成長に貪欲になっていて、いいタイミングでチャンスが巡ってきた。つかむための準備があったからこそで、この1年で貪欲に成長するぞという気持ちがあったから結果を残すことができた」という。成長したい気持ちが躍進につながったわけだ。
生活が全てサッカーに向いている。練習前の体のつくり方、練習後の体のつくり方、練習中の意識など細かくルーティンがある。ボランチとDFではさまざまな違いがあるが、ボールの置きどころ、体の向き、目線など細かく意識しているという。さらにメンタルの強化などにも取り組み、成長につなげている。
中学、高校時代はCB、国士舘大へ進学してボランチになった。DFは元々やっていたポジションだが、「いい意味でCBの方が楽にプレーできる。ボランチでいろいろ考えて、ハードワークした経験があるから、DFになって余裕を持ってプレーできている。ボランチの経験が生きている」という。ユーティリティーだからこそ言えることだろう。
そして、綱島には大きな夢がある。「プレミアリーグでプレーする」ことだ。「達成したいと本気で思っているから、大変だとは思っていない。プレミアでプレーすることから全て逆算している。一切妥協したくないし、もっとやらないとたどり着けないと思っている」と目を輝かせる。練習や生活だけでなく、すでに1カ月前から週2度、英会話の勉強も始めた。本気度は日に日に増すばかり。綱島の夢が実現するか注目だが、まずはJ1で残り2試合、結果を出す。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日体大柏高と柏U-18のJ内定4選手が「Jリーグ内定選手合同記者会見」。飛躍期す彼らの「超えたい選手」とは?
ゲキサカ / 2024年11月15日 17時16分
-
注目MF福本一太主将「選手権まで負け無しで行こうと」。大阪制覇から中3日の阪南大高がU-16代表候補に5-1で勝利
ゲキサカ / 2024年11月15日 9時19分
-
後輩が驚き「オレすげえだろみたいな雰囲気ない」 50歳で引退…伊東輝悦が尊敬される理由【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年11月3日 7時20分
-
異例の“公開ラブコール” J1昇格立役者の獲得を監督熱望…教え子が抱く本音【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年10月30日 11時20分
-
決意のJ2期限付き移籍で「自分にプレッシャーをかけていた」“元ストライカー”清水DF住吉ジェラニレショーンが技ありJ1昇格決定弾!!
ゲキサカ / 2024年10月27日 19時56分
ランキング
-
1巨人50億円補強を前に既存戦力に“大盤振る舞い”のウラ…丸佳浩、山﨑伊織にオコエ瑠偉まで笑顔の契約更改
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 11時32分
-
22連敗で崖っぷち…米国指揮官嘆き「非常に厳しい試合」 2戦17失点と投手陣が崩壊
Full-Count / 2024年11月22日 16時5分
-
3大谷翔平 文句なし満票!史上初DH専任、2人目両リーグMVP!守備貢献度なしも打と走でWAR断トツ
スポニチアネックス / 2024年11月22日 8時53分
-
4「好きなスポーツ選手」大谷翔平が過去最多41・5%で1位 サッカー、バレーから2人ずつがトップ10入り
スポーツ報知 / 2024年11月22日 15時39分
-
5レイカーズ八村塁vs日本バスケ協会の埋まらぬ深い溝…事務総長は苦しい釈明
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください