落合博満氏 42歳シーズンまで契約残すダルビッシュ有にエール「野球を嫌にならないで勤め上げて」

落合博満氏

　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（70）が22日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。今季史上3人目の日米通算200勝を達成したパドレスのダルビッシュ有投手（38）について語った。

　過去に日米通算200勝を達成しているのは元ドジャースの野茂英雄（日本78勝、米国123勝＝計201勝）と元ドジャースの黒田博樹（日本124勝、米国79勝＝計203勝）の2人だけ。落合氏は「WBCの影響でケガに泣かされたって感じじゃないのかな。WBC去年だったでしょ？去年のものをちょっと引きずっちゃったんじゃないのかなって感じかな。2回ほど故障者リスト（現在の負傷者リスト＝IL）に入ってね。それでも（今季は）7勝（3敗）」と一時途中離脱しながら節目の記録を達成し、投手陣の精神的支柱としてチームを支えたベテラン右腕を称えた。

　ポストシーズンでは大谷翔平を封じるなど、重要な試合に登板して存在感を見せ「そりゃ凄いことですよ。日米通算200勝したっていうのもね。野球史に残ることなんでね」と絶賛した。

　今後に向けても「6年契約のあと5年（今季含め5年）残ってるので。野球を嫌にならないで勤め上げてもらいたいと思います」と42歳シーズンの2028年まで完全燃焼してくれることを期待していた。