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大ケガから復帰した元幕内・炎鵬は三段目優勝ならず 全勝対決で藤闘志に敗れ「悔しいです」

スポニチアネックス / 2024年11月22日 14時46分

<大相撲九州場所13日目>藤闘志(右)は押し出しで炎鵬を破る(撮影・岸 良祐)

 ◇大相撲九州場所12日目(2024年11月22日 福岡国際センター)

 脊髄損傷から復帰して3場所目を迎えた三段目56枚目の元幕内・炎鵬(30=伊勢ケ浜部屋)は藤闘志(25=藤島部屋)との全勝対決に臨んだが押し出しで敗れ、三段目優勝を逃した。

 立ち合いはお互いが1回づつ突っかけ、3度目で成立。炎鵬は相手の圧力になかなか中に入ることができず、押し込まれると腕をたぐるなど反撃を試みるが、そのまま土俵を割った。引き揚げてくると「悔しいですね。集中していきました。すべてにおいて劣っていた。そこだけです」と潔く振り返った。

 今年最後の1番は勝利で飾ることができなかったが「この番付で7番取れたことが1番良かった」と充実感もあるという。来年の初場所はさらに番付を上げることになり「今場所より間違いなく強くなっていると思います。負けにも意味がある。悔しい気持ちを力に替えてやっていきます」と力強く抱負を述べた。

 

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